こんにちは。(有)新栄塗装工業 甲斐です。

弊社で外壁屋根の塗装・塗り替え工事を行う際にお客様が最も悩むのが『色』です。

塗料メーカーの標準色はカタログ上の30~40種類しかありませんが、実は1000色を超える調色が可能となっております。基本的にはお客様の好みで塗装の色は決められますが、お家の雰囲気(和風?洋風?和洋折衷?)、また窓サッシの色、街並み、外構とのバランス…などでその家に合う色・合わない色などあり、この辺りまで含めて検討する必要があります。

色は光がありはじめて見えるものです。当然ですが暗闇の中で色を認識できる人はいません。そもその光とは電波やエックス線・紫外線や赤外線などの電磁波の一種で、私たちが見ている「色」は人間が見ることのできる可視光線という一部の領域でしかありません。

 また色を認識できるのは、「光」「視覚」に加え、光を反射する「物体」があって、人は初めて『色』と認識するのです。太陽の光は普段透明で見ることができませんが、大気中の水蒸気(雨粒)がプリズムとなり屈折反射して『虹』として初めて色が表現されている。このことでもお分かりだと思います。

 日常で何気なく目に飛び込む『色』も、こうして考えるともっと楽しみながら・こだわりながら選んでいくことが、暮らしを豊かにする秘訣かもしれませんね。