外壁塗装が始まると、日常生活への影響や、工事がきちんと進んでいるかなど、気になることが出てくるのではないでしょうか。
工事期間中も安心して過ごせるよう、また、期待通りの仕上がりを迎えるために、いくつか知っておきたいポイントがあります。
今回は、工事中の生活における注意点や、作業の進捗を確認する際のポイント、そしてトラブルなく工事を完了させるための秘訣をご紹介します。

外壁塗装工事中の注意点は何か

工事中の生活で気をつけること

外壁塗装工事中は、普段の生活とは異なる点に注意が必要です。
まず、作業スペースとなるベランダや外壁付近に置いている荷物は、工事開始前に移動させておきましょう。
高圧洗浄の水や塗料が飛散する可能性があり、汚れてしまうことがあります。
また、植木や物干し竿なども、作業の妨げにならないよう、あらかじめ邪魔にならない場所へ片付けておくことをおすすめします。

留守中の防犯対策も重要です。
足場が組まれることで、普段よりも2階部分への侵入が容易になる可能性があります。
また、建物全体が養生シートで覆われると、外部からの視線が遮断されやすくなります。
そのため、留守にする際には、戸締りをいつも以上にしっかりと行うように心がけましょう。

塗料の匂いが気になる場合や、工事中の音に配慮するため、換気の方法にも注意が必要です。
窓の開閉が制限されることもあるため、換気扇を上手に活用すると、室内の空気を入れ替えやすくなります。

洗濯物についても、外やベランダに干すことが難しくなるため、乾燥機やコインランドリーの利用を検討すると良いでしょう。

さらに、エアコンの使用については、事前に業者へ確認しておくことが大切です。
多くの場合問題ありませんが、室外機が養生シートで覆われたり、作業の妨げになったりする可能性もゼロではありません。
念のため、工事期間中のエアコン使用可否や注意点を確認しておきましょう。

工事中の作業確認ポイント

工事が計画通りに進んでいるかを確認する際には、いくつかの重要なポイントがあります。
まず、塗装前の「高圧洗浄」は、古い塗膜や汚れをしっかりと落とし、新しい塗料の密着性を高めるための欠かせない工程です。
この洗浄が不十分だと、塗装にムラができたり、塗膜が剥がれやすくなったりする原因となります。

次に、「下地処理や修理」が丁寧に行われているかどうかも確認しましょう。
塗装の仕上がりや耐久性は、この下地処理に大きく左右されます。
ひび割れや目地などの劣化箇所を適切に修繕し、塗料がしっかりと密着する状態にする作業が重要です。

使用されている塗料についても注意が必要です。
見積書に記載されている塗料と、実際に使用されている塗料が同じかを確認しましょう。
悪質な業者の場合、より安価な塗料にすり替えるケースも報告されています。

また、外壁塗装は一般的に「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本です。
この3回塗りをしっかりと行っているかどうかも確認しましょう。
工程を省略すると、塗膜の耐久性が低下する可能性があります。

さらに、高圧洗浄や各塗装工程の後には、塗料や水分が十分に乾燥していることが重要です。
乾燥が不十分なまま次の工程に進むと、塗料の密着が悪くなり、長持ちしない原因となります。
工期短縮のために乾燥時間を短縮する業者もいるため、注意深く観察しましょう。

外壁塗装工事でトラブルを防ぐには

近隣への配慮と安全確保

外壁塗装工事は、近隣住民の方々への配慮も非常に重要です。
工事車両の駐車場所や時間帯について、周辺住民の方々に迷惑がかからないよう、事前に十分な説明と周知を行うことが大切です。
また、作業中の騒音や塗料の飛散によって、近隣の方に不快な思いをさせないよう、養生を丁寧に行ったり、作業時間を考慮したりするなど、細やかな配慮が求められます。

足場の設置は、塗装作業の安全性を高めるだけでなく、落下物防止や第三者の不注意による事故を防ぐためにも不可欠です。
業者は、足場が安全に設置され、作業員への危険がないように十分な安全対策を講じる必要があります。
工事中、建物周囲が養生シートで覆われることで、外部からの視線が遮断されやすくなるため、不審な動きがないか、定期的な確認も大切です。

工事の進捗確認方法

工事がスムーズに進んでいるかを確認するためには、業者との密なコミュニケーションが不可欠です。
日々の作業内容や進捗状況について、業者から定期的な報告を受けるようにしましょう。
口頭での報告だけでなく、可能であれば、各工程の作業前後に写真などで記録を残してもらうと、後々確認する際に役立ちます。

特に、前述した高圧洗浄、下地処理、塗装の回数、乾燥といった重要な工程が、計画通りに進められているか、疑問点や気になる点があれば、その都度業者に確認し、納得のいく説明を受けることが大切です。
見積書に記載されている塗料が使用されているか、といった点も、進捗確認の一環としてチェックすると良いでしょう。

工事の進捗を把握し、不明な点を早期に解消することで、予期せぬトラブルを防ぎ、安心して工事を完了させることができます。

まとめ

外壁塗装工事中は、日常生活への影響を最小限にするための準備や、作業工程の確認が重要です。
ベランダの片付けや留守中の防犯対策、換気方法の工夫など、日々の生活で気を配るべき点があります。
また、塗装前の高圧洗浄、下地処理、塗料の種類、塗装回数、乾燥といった作業ポイントをしっかり確認することで、工事の品質を保つことができます。
近隣住民の方々への配慮や、業者との密なコミュニケーションを通じて進捗を把握することも、トラブル防止につながります。
これらの注意点を意識することで、安心・安全に工事を進め、満足のいく外壁塗装を実現できるでしょう。