こんにちは。外壁・屋根塗装の新栄塗装工業、甲斐です。

今回から数回に分けて、塗料の種類をご紹介します。
細かくご説明すると本が一冊書けるくらいの情報量になってしまうので、概要のご紹介ということになりますがこちらを入り口にして、何か疑問点などが出てきた際には、ぜひ直接お問い合わせください。

今回は、現在一般的に外壁・屋根塗料に使われている塗料には、どのような種類があるかについて、簡単にご紹介します。

その前にまず、塗料に使われる原料についてですが、大きく分けると『塗膜になる成分』と『塗膜にならない成分』があります。『塗膜にならない成分』とは、溶剤や水分です。

『塗膜になる成分』は、色付けのための顔料とそれ以外の原料にわかれます。塗料の種類とは、この顔料以外の主原料の違いによって生まれます。

今回コラムでご紹介する塗料は、全部で7種類に絞りました。現在一般的な外壁・屋根塗装で主に使われている種類です。

概ね価格が安いものから【1.ウレタン】【2.シリコン】【3.ラジカル制御型】【4.フッ素】【5.遮断熱ガイナ】【6.無機ハイブリッド】【7.光触媒】の順になります。

1から7に向かって、概ね耐用年数は長くなります。1から3までの価格は、それほど大きく変わりませんが、4のフッ素系塗料からは、倍以上の材料費がかかってきます。これは、職人の技術料ではなく、塗料の費用のことです。

評価の基準は、価格、耐用年数、性能(防水性・遮熱性・断熱性など)ですね。
次回から、それぞれの塗料の種類について、簡単に特長をご紹介していきます。