住宅にガルバリウム屋根を利用されている方は、どうしてガルバリウム屋根にメンテナンスが必要なのかご存知ですか。
丈夫なイメージのあるガルバリウム屋根ですが、他の屋根材と同じく定期的なメンテナンスは必須です。
今回は、ガルバリウム屋根にメンテナンスが必要な理由と、メンテナンス方法についてご紹介します。

□なぜガルバリウム屋根にメンテナンスが必要なの?

ガルバリウム屋根は、一般的に丈夫で長持ちしやすい屋根材として知られています。
しかし、そのようなガルバリウム屋根でも、約15年から20年でメンテナンスが必要になると言われています。

その1番の理由は、屋根の綺麗な状態を保つためです。
屋根は毎日紫外線を浴び、雨風にさらされています。
そのため、一見綺麗な状態に見えても実際は多くの汚れが付いているのです。

汚れは、屋根を劣化させる原因ともなります。
定期的にメンテナンスを行い、屋根に付いた汚れを落とすことで、より綺麗な状態を保ちやすくなるでしょう。

□ガルバリウム屋根のメンテナンス方法とは?

 

続いては、ガルバリウム屋根のメンテナンス法をご紹介します。

まず、自分でもできるメンテナンス法として、屋根の水かけがあります。
その際、高圧洗浄を使用する必要はなく、庭のホースから直接水をかけるだけである程度の汚れは落とせます。
目安としては、3ヶ月から1年に1回程度行うと良いでしょう。

さらに、ガルバリウム屋根では、およそ15年に一度の間隔で屋根塗装を行うことを推奨しています。
塗装に使用する塗料は、フッ素塗料やシリコン塗料が人気です。
しかし、海の近くに住んでいる場合や、住む場所の環境によっては、15年経たないうちに塗装が必要になる可能性があるので注意しましょう。

また、塗装の効果にも限界があり、最後の塗装から20年が経過すると、次は屋根の葺き替えを検討する必要があります。
20年以上経つと、屋根の下地も劣化してくるため、長く住み続けるためには塗装だけではメンテナンスは不十分です。
当社では有資格者が屋根や構造の劣化状況を確認させていただきますので、メンテナンスに対して不安な方はぜひお問合せください。

□まとめ

今回は、ガルバリウム屋根にメンテナンスが必要な理由と、そのメンテナンス法についてご紹介しました。
ガルバリウム屋根は、正しくメンテナンスをすることで綺麗な状態で長持ちさせられます。
今回の記事を、ぜひ屋根のメンテナンスを行う際の参考にしていただけると幸いです。