クリア塗装をご存知でしょうか。
多くの方はクリア塗装という言葉を耳にしたことがないでしょう。
クリア塗装とは無色透明な塗料を用いて塗装することです。
そこで今回は外壁塗装をお考えの方に向けて、クリア塗装のメリットとデメリットについてご紹介します。

□クリア塗装とは?

クリア塗装とは、無色透明な塗料を用いて塗装することです。
クリア塗装の特徴は、下地が透けて見える点です。
通常、外壁塗装の塗料には顔料が含まれているため、デザインや色合いを忠実に再現することは難しいとされています。

一方で、クリア塗装は無色透明であるためデザインや色合いを忠実に再現できます。
外観にこだわりがある方にとって嬉しいポイントでしょう。
また、ツヤ出しや外壁の保護などのコーティング機能を高める効果があります。
例えば、タイル調やレンガ調などの柄や木目の素材の色や模様を活かして外壁を塗装できます。

□クリア塗装のメリットとデメリット

*メリット

1つ目のメリットは、少ない塗装回数で済むことです。
通常、下塗り、中塗り、上塗りの3度塗装しなければなりませんが、クリア塗装の場合、下塗り材を使いません。
そのため、他の塗料よりも一段階作業を省けます。

2つ目のメリットは外壁にツヤのある光沢を出せることです。
クリア塗料には、カビや藻に強いタイプや汚れいくいもの、紫外線の吸収によってUVカット機能を発揮するものなどがあります。

3つ目のメリットは、チョーキング現象が発生しないことです。
外壁に触れたときに手に粉がついた経験をしたことがある方もいるでしょう。
それがチョーキング現象と呼ばれるものです。
チョーキング現象は、顔料が含まれている塗料の劣化によって起こるものです。

しかし、クリア塗料は塗料が劣化してもチョーキング現象が発生することはないのです。

*デメリット

デメリットは、外壁によって効果を十分に発揮できないケースがあることや、相性が悪い外壁があることです。
クリア塗装に適さない外壁にクリア塗装を行うと、見た目が悪くなるだけでなく、機能性も落ちてしまうことがあります。
そのため、事前にクリア塗装に適した外壁かどうかチェックしましょう。

□まとめ

今回は外壁塗装をお考えの方に向けて、クリア塗装のメリットとデメリットについてご紹介しました。
クリア塗装は無色透明な塗料を用いて塗装することで、少ない塗装回数で済むことや光沢を出せることなどのメリットがあります。
外壁塗装に関してお困りの方はぜひ当社までお問い合せください。